
金属の素形材加工には、鍛造、鋳造、プレス加工、粉末治金等があります。素形材加工とは、この文明社会を支えるあらゆる物の形状を造る方法です。
その中でも金属素材を打撃・加圧することで、目的の形状を造ることを「鍛造」と言います。
他の加工法に比べ、より粘り強く衝撃 破壊を起こしにくい強度的に優れた性質(靭性)を持った製品を得ることが出来ます。
鍛造品は、普段あまり目にすることはありませんが、日本の鍛造技術及び生産性は、世界的レベルにあります。高品質かつ低コストの製品をユーザーに提供しているからこそ、世界で評価を得ている自動車、建設機械などが生み出されていると言っても過言ではありません。
我が社はこのような「鍛造」に従事して日本の社会を支えていることに誇りを持っています。
【鍛造品の特徴】
鍛造の強靭性を象徴しているのが、製品の断面に現れるメタルフロー(鍛流線)です。
樹木には年輪があるように鍛造品には製品形状に沿ったメタルフローが形成されるため、高い強度・耐久性・衝撃値などが得られ、安全性を必要とする重要な部品に使用されています。
| 鍛造品 | 鋼材からの削りだし品 | 鋳造品 | |
| 組織形状図 | ![]() |
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| 組織 | 材料形状に沿ってメタルフローが流れている | 加工した部分でメタルフローが切断されている | メタルフロー無し |
| 性質 | 反復曲げ応力に強い | 反復曲げ応力に弱い | 反復曲げ応力に弱い |