先輩の声

ものづくりに挑戦する先輩社員を紹介

高木 由美

信念をもって挑戦する
私を支えてくれる仲間がいる。

高木 由美

本社工場勤務 製造部 品質管理室 主任
2004年 中途入社

現在の仕事

先輩の声

●お客様の橋渡し的な役割 メタルアートの生命線である製品品質の維持・向上、お客様の品質管理業務を担当しています。お客様に近い存在であり現場とお客様の橋渡し的な役割をしています。お客様の要求する品質を満たし、ニーズに合った製品を生産するために仕組みの構築やその維持・管理状況の確認を行います。
また、品質に関する事項の判断をしています。製品の保証項目、保証方法は妥当か、不具合が発生した場合、真因の追求はできているか、取られた対策は妥当か等。判断する際にはその根拠を持ち、周りを納得させられるように心掛けています。その為には鍛造の知識だけでなく、鋼材、熱処理、機械加工、お客様の工程、製品機能と構成部品等、幅広い知識が必要となります。日々、経験を重ね勉強しています。

転機となった出来事

先輩の声

●情熱と信念を持って取組む お客様からかかってきた一本の電話です。
長いメタルアートの歴史の中で、私は品質保証室の初めての女性スタッフであったと聞いています。そんな中で私が受けたお客様からの電話。対応しようとすると「男性スタッフに変わってほしい」と言われ、私には要件を話してくれませんでした。女性では対応できないと判断されての言葉だったと思います。とても悔しかった私は男性スタッフが席についていたにも関わらず、「全員席をはずしているので私が対応します」と強引に対応しました。その時の悔しい気持ち、電話を掛けてこられた方のお名前は忘れません。それまで何となくこなしていた仕事ですが、その電話を受けてからは女性でもお客様から認めてもらえるようになりたい!と意識が変わりました。
その後、担当させていただいたお客様から「うちの会社にも高木さんのような女性スタッフがほしい」と何度か言ってもらえたことがあります。私にとって最高の褒め言葉でした。お客様からの悔しい言葉もうれしい言葉も今の私を支えてくれています。

将来の夢

先輩の声

●メタルアート品質 品質状況の見える化や、検査の近代化など様々な活動に取り組み、メタルアート品質ブランドの確立を目指しています。私自身、個のレベルアップとして、製造や品質・設備などいろいろな視点も兼ね備えた品質エンジニアになるのが目標です。全体を捉え、品質面のみにとらわれず効率やコストも含めたより包括的なモノづくりを品質管理の分野から支援できればと考えています。
”鍛造”は知れば知る程奥が深く大変ではありますがやりがいがあり、私は今、充実した日々を過ごしています。

就活生にメッセージ

先輩の声

●支えてくれる仲間がいる 女性社員の人数は少ないですが、産休・育休・時間短縮勤務の制度があり、女性の働きやすい会社です。私も二度の産休・育休・を経て、現在は時間短縮勤務をしています。そんな私にも重要なお客様の担当を任せていただき、時には社外に出ての打合せや監査対応も行っています。一方でまだ小さな子どもがいるので保育園のお迎え等の時間の制約があったり、急なお休みをいただくこともあります。そのようなことにも理解を示していただき温かい言葉を掛けてくださる職場です。やる気があれば男性でも女性でも母親でも重要な仕事を任せてもらえ、ワークライフバランスの取れた働き方ができるところが魅力の一つです。

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